042-401-7006

地域の皆さまに、寄りそった医療を。

ごあいさつ

理事長挨拶

住み慣れた地域や自宅で
自分らしい生活を送っていただくために

医療法人社団慶晃会は2005年に向ヶ丘遊園に開院した大串整形外科を前身として2007年に設立した医療法人です。当法人は「かかりつけ医」として、患者様に安心を与え、地域医療に貢献することを理念に掲げ運営されており、現在5つの整形外科クリニックと1つの皮膚科クリニック、さらには運動リハビリに特化したデイサービスと訪問リハビリテーションなど7つの施設を展開しています。

これまで急性期医療を中心に医療サービスを提供してまいりましたが時代とともに求められるものも変わってまいりました。現在、地域包括ケアシステムの確立に向けて保健・医療・福祉制度の改革が実施されつつあります。その中で当法人がさらなる地域医療への貢献を思案した結果、これまで行ってきた急性期医療だけでなく、この地域に求められている亜急性期医療、すなわちリハビリテーション医療を新たに担うことを決断しました。

そして、南山リハビリテーション病院が稲城市を含め南多摩医療圏に不足している回復期リハビリテーション医療を担う施設として開設いたしました。
当院は脳卒中、頭部外傷、脊髄損傷、廃用症候群等、人工関節後、脊椎脊髄手術後の回復期のリハビリテーション医療そして外来通院や訪問による生活期のリハビリテーション医療を提供いたします。また、急性期病院から早期に患者様を受け入れ、患者様に住み慣れた地域や自宅で日常を取り戻し充実した自分らしい生活を送っていただくために、質の高いリハビリテーション医療サービスを提供することを目指してまいります。

医療法人社団慶晃会 理事長
大串 一彦
院長挨拶

当院は2021年10月に東京都稲城市に初となる回復期リハビリテーションの専門病院として開院しました。

回復期リハビリテーション病院は、主に脳卒中や骨折などによりリハビリテーションが必要な方々が入院されております。脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血など)では麻痺や嚥下障害、高次脳機能障害など、同じ病名でも患者さまそれぞれにより症状が違い、骨折でも脊椎や大腿骨等部位によっても異なります。年齢や職業、これまで生活してきた環境なども含めると、一人として同じ障害を持った方は存在しません。その人がどんな症状・障害を持ってしまったのか、どんな事を望んでいるのか、これからどのように生活していくか、これらを専門的に治療していく所が回復期リハビリテーション病院です。

回復期リハビリテーションは、病院により様々な特徴をもっており、患者さま・ご家族にとって何処を選んでいいか悩んでしまうことも多いと思います。当院には、リハビリテーション専門医・指導医がおり、患者さまには安心・最善・最適なリハビリテーション医療を提供させていただけていると自負しております。

医療は「生命」という「Life」を救います、リハビリテーション医療は「人生」という「Life」を救います。当院スタッフ一同、一人ひとりに最適なリハビリテーション医療の提供と、皆様のご期待に添えるよう全力を傾ける所存です。

南山リハビリテーション病院
院長
伊藤 大起
慶晃会 統括リハビリテーション科長挨拶

リハビリテーション病院に入院される患者様の生活様式は様々であり、また、どのように暮らしてきたかも人によって同じではありません。そのため、患者様の退院後の生活を考えたリハビリテーションを行っていくためには、リハビリテーションの内容も画一的に行うのではなく、患者様一人一人に合わせた個別性の高いリハビリテーションを提供していく必要があります。私たちはリハビリテーションの専門家として、患者様の能力を最大限に回復できるよう、日々研鑽し、質の高いリハビリテーションを提供できるよう尽力してまいります。
 また、入院される患者様の入院期間も比較的長い方が多いです。そのため、入院中はセラピストによるリハビリテーション以外の時間をどのように過ごすか、ということがとても大事になってきます。その時間をただベッドで横になって過ごすのではなく、リハビリテーションの考えを取り入れた病棟生活を過ごせる体制を整えていきたいと思います。そして患者様の退院に向けて、病棟や関係する職種のチーム全体でサポートさせて頂きたいと思います。
 最後に、患者様が住み慣れた地域でその人らしく生活するためには、医療・介護の連携もとても重要になってきます。地域包括支援センター様や在宅系・施設系サービス事業者様、地域の方々との関係性も深めて積極的に連携していきたいと思います。そして、稲城市および近隣地域の方々の力になれる病院を目指していきたいと思います。

慶晃会
統括リハビリテーション科長
田中 裕人